積むゆとりがないブログ  -  ひめはじけ1、2、3巻 感想

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ひめはじけ1、2、3巻 感想

ひめはじけの3巻発売の感想企画が始まっていたのでわたしも参加して書いてみました
3巻だけでは何がなんだか分らないので、1巻から3巻、全編に渡っての感想です
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ひめはじけ
クリスタルな 洋介 (著)
前作オニデレの作者さんですね
正とサヤのラブコメも面白い作品でした

1巻目
初めの数ページは子供な姫が騒ぐギャグの何てどうなのかな?と疑問視して見ていたのですが、徐々にハマリだしました
大和撫子に憧れ、花嫁修業に日本に来た姫(10歳)は真面目に行動しようとするのですが、10歳なだけにまだ遊びたい年頃
真面目に仕事をしようとしては、遊びの誘惑に負け、ハイテンションに遊んでしまう(これがウヒャッホイ状態?)の天丼なのですが、コレがハマったら面白い
可愛らしいけど結局のところはボケ担当の姫に、姫の意思によって彼女が遊んでいたらハリセンで殴るように命令をされた教育係のシュトルム(ツッコミ担当なの?)、そのシュトルムへ報復のハリセンを振るう姫を溺愛する教育係のノエル
カレーを姫とノエルの二人に作らせたら、どれがどうなって二人は水着で水遊びになるんだw
どうみてもこれ、漫才トリオじゃないかと思って見ていたら、姫の隣の家の女の子が言ってくれました
「あたし、お笑い芸人のことはよくわからないのだけど、人を笑わせるおしごとはりっぱだと思います」
うんうん。こんな人達がマンションのお隣に入たらお笑い芸人だものね。不審者と思われなかっただけましw

姫のボケ(子供の行動も)もよく考えられていて、鏡で自分とジャンケンとか可愛らしすぎ、100円入れて動く遊具で遊んでしまうとか、インターホンを連打してしまうとかも子供の視点ですね

姫の行動範囲が増えてきてお友達もできるのですが、最初常識人かと思っていた隣の家のうさきちゃんは実は天然ボケw
姫のボケにうさきちゃんの天然ボケが加えられるわけですから、姫はただボケているだけでは終われない
嫌いな納豆をようやく完食し意気揚々としている時に、うさきちゃんがおすそわけの納豆を持ってくるシーンには笑いました

そして、必然的にツッコミキャラも増えてくるのね
もう姫の行動範囲にツッコミのシュトルムだけでは、対応できないのは当たり前
自分の上の階の住民がうるさいので、マンション40階の図書ルームで本を静かに読みにきていた大和撫子(やまとなでちこと呼ぶのね)は姫と偶然ながら遭ってしまい、その名前から姫に慕われるのですが
実はその出会いは偶然でもなんでもなく、必然でした
撫子ちゃんの上の階の住人は姫達で、うるさかったのは彼らだったのねw
(うるさいのはおまえかー!?)には将来のツッコミの才を感じましたよ
そして、撫子ちゃんとうさきちゃんはお友達同士
撫子ちゃんが何故ツッコミがうまいか理解できました

そして3人目の、いや初期の話から登場する女の子-カンナですが、姫とキャラが被るから本格的登場は遅れたのでしょうか?
ツッコミキャラが少ないから、撫子ちゃんが物語に関わるのを待っていただけ?
BB弾を間違って鉢植えに植えたことから始まった屋上の畑を借りる話では、カンナちゃんの名前が分かったわけですが、まさか姫が住むマンションのオーナーの娘だったとは、そしてオチも畑にBB弾を植えるとは笑いました
ここまで読んでようやく気付きましたが、この「ひめはじけ」オチもちゃんと考えて描かれているのね

1巻の終盤
マンションのくじ引き、打ち切り、テコ入れ示唆まではブラックジョークで面白かったのですが、そのあとに出てきたクマさんがこれまでの物語の雰囲気を壊して全くテコ入れになってなかったと思われ残念でした
ですが、「新しい友達、初めての学校」という次巻予告にはワクワクさせられずにはいられませんでした

あと、おまけマンガのノエルさんのムチムチ絵もよかった

2巻目
クマさんは、物語を円滑に進めるためのシステムみたいなものでしょうか
世界を自由にコントロールできるクマさんはどうやら姫に裁縫をさせたいがために授業を家庭科にしたりしますが、姫はやっぱりウヒャッホイw
撫子ちゃんから裁縫を教わったり、新しい友達のカヤちゃんに「大切な人のために縫う」のが上達の近道だと聞いて、姫は頑張ります
簡単なものからと、ひまわりのブローチを見事に作った姫は、撫子ちゃんにプレゼント
「大切な人のために縫う」と言うことで、姫にデレた撫子ちゃんがとても可愛かったです
でも、心温まる回でもオチはやっぱり、ウヒャッホイなのねw

花嫁修業-アイロンかけ
アイロンかけの練習を始めた姫でしたが、やっぱりウヒャッホイ状態になって失敗
シャツがたくさん焼け焦げてしまいますが、ノエルさんが疑惑の裸ジャケットw
自分のシャツをアイロンがけの練習として、提供していたのですね
これは完全にテコ入れ回です
裸ジャケットで走り回るノエルさんのムチムチ度合いがセクシー
オチはシュトルムのシャツもアイロンがけ失敗しての彼の裸ジャケットネクタイには笑いました

スピーチ編
この回にはこれまでのお話にはない感動を受けました
里帰りのために姫御一行と、友人達がリヒテンシュットン公国に戻ってくるわけですが、姫には隠された里帰りの目的は戴冠式のスピーチ
そんな大事な時なのに、ノエルとシュトルムは姫の頭をハリセンで殴ったことによって聖守護団を解雇され、パン屋さんに再就職w
しかしながら、姫を再び守ろうと考えた二人は聖守護団の女団長と戦い、姫の元へ
撫子ちゃんは姫のためにシュトルムを探したり、他の二人の友人と一緒に姫のスピーチを成功させようと奮闘します
前回のスピーチはお祝いの紙吹雪にパンチを繰り出して、ウヒャッホイで失敗w
姫はウヒャッホイに強いられているのねw
今回は紙吹雪を止めようと考えますが、何故か蝶の大量発生で姫は暴走気味に
そこにシュトルムが駆けつけてきてのハリセン
姫が正気を保ち、スピーチをするのですが、そのスピーチもよかった

「はじける」は果実が成熟し種が飛び出るという意
完成したということ
姫はリヒテンシュットンという大樹の小さなつぼみ
国民は大樹を支える根
姫は毎日一歩一歩成長していき、はじけたいと思う

ギャグ漫画が感動作になってきたんで驚きました

リヒテンシュットン公国から、日本に戻ってきての学校でのウヒャッホイな毎日
ひめはじめ隊での撫子ちゃんの可愛さは異常
ひめはじめの意味を知ってそれを必至に回避しようとしたり、決めポーズでウッフンポーズをしたり
極めつけは、おままごとで高校生の男の子に「ごはんにしますか、お風呂にしますか、それともあたしにしますか」で鼻血を出させる撫子ちゃん(10才)
彼女の将来が恐ろしいw

2巻末、むちむち教主ノエル様のおまけ漫画が再びw
ノエル様マジむちむち
わたしもむちむち教に入信したいw

3巻
初っ端の下ネタがには笑いました
ノエルとシュトルムの二人、お疲れの姫様のためにスーパーで精力の付くうなぎやら、ニンニクやら滋養強壮剤を買ってきますが
レジでの購入時にのノエルのシュトルムへの一言
「今夜は貴様にはたっぷり頑張って貰うからな」
ナニを頑張るんですかww

ベンチで本を読みながら、密かに姫が来るのを待つ撫子ちゃんがまた可愛い
「いつもなら、そろそろししょーって、来る頃なのに、何で今日はこないのよ」

そして、撫子に化粧編
お昼休みにひめはじめ隊の部室?で寝ている撫子ちゃんにスタードッキリさながらのドッキリで始まったかと思ったお話ですが
姫が眠る撫子にとても美しく化粧したところから、段々話は違う方向へ
あまりの美しさにうさきちゃんが撫子ちゃんにキス
百合展開かと思いきゃ・・・
この漫画はどう転んでも、ひめはじけ、キスにより口紅が落ちたことを気にしたうさきちゃんは、撫子の口紅を厚く塗りすぎ、それを修正した姫は、撫子ちゃんの化粧をまさかの歌舞伎役者にw
オチも歌舞伎な撫子ちゃんが姫を倒しての幕閉め
この展開は予想が付かなかったですw

王女三つ巴バトル編
フレデリケ、サンドラというリヒテンシュットン公国の友達が姫の元へ到来
フレデリケがツンデレで、サンドラがおすましさんな性格なのね
王女を駆けての花嫁修業のバトルと思いきゃ
姫達各自が負けたら、野郎の従者がウエディングドレスを着るという誰得バトルw
第一の料理バトルに負けたフレデリケのために、その従者、神聖ローマ帝国の頃から栄え戦場では名のあるスラッシュはウエディングドレスを着せられて、折れたw
サンドラも羽子板勝負に負け、お付のバイドがウエディングドレス姿に
二人のウエディングドレス、心が折れた目が死んだ様子がとてもたまらなく面白かったです
極め付けが、姫のお付のシュトルムのウエディングドレス姿
セクシーポーズ勝負に負けたのは、姫様でシュトルムのウエディングドレスを着ることになったのですが
前座の長いシュトルムの回想シーン
少年だった頃のシュトルムは親知らずで、スラムで暴れてはまた他の土地に渡って暴れるという毎日を過ごしていたわけですが、彼を拾った聖守護団の女団長
そして、彼の元にパンを運んできてくれるノエルのおかげで、立ち直り笑顔をみせることができるようになったとのことですが
今のハリセンを振るっているシュトルムからは考えられないような壮絶な過去で少女の頃のノエルも物静かな女の子だったのね
少年シュトルムに花をもらって「ありがとう」と言う少女ノエルが可愛いこと
ウエディングドレス姿であの日を思い出しながら、ブーケをノエルに渡すシュトルム
スゴイ目で見ながら、「いらん」というノエルの過去と現代の対比がとても面白かったです

学校の怪談編
怪談を怖がる撫子ちゃんが可愛い
時々出没するクマに怖がり、トイレでお漏らし
シャワーを浴びている時にクマを見ての、廊下全裸ダッシュ
スポットが撫子ちゃんに当たりまくりで嬉しいのですが、今思うとコレ、テコ入れなんですね・・・
ちょっと感慨深いものを感じました


姫が一時的に大人になる話
クマの能力で大人になってしまった姫は優雅な女性になり、従者、友達に自分だと気付いてもらえなくなる話
王女となることは、これらの日常を捨てることだとクマに諭されるわけですが
もうすぐ最終話になることがわかっているだけに悲しくなりました

最終話
父である王様の容態が悪くなったことによって、リヒテンシュットン公国に帰った姫と従者
王様は実は痔で2、3週間でまた日本に戻ってくるはずだったのですが、姫の友人達は永遠のお別れだと思って、姫を送ります
撫子ちゃんは泣きながら姫を見送るのですが
最終話の始まりが6年後、しかも、あれから撫子、ウサキ、カンナは別の学校になって連絡が取れずにバラバラになっている状態・・・
ある日、小学校にふと忍び込んだ高校生の撫子はウサキ、カンナと再会
そして、姫とも・・・
って、
姫は王宮の裕福な暮らしで劇太り
感動の再会で、こんなオチが出てくるのはひめはじけらしいですね
そんな劇太りな姫が撫子に向かって、「ししょーそれにしてもちょっと太ったブー?」
最後まで姫はやってくれましたw

おまけの女子会物語
シュトルム×ノエルの結婚が発覚
決定的なフラグはなかったのですが、最後まで見て思うと、シュトルムが着たウエディングドレスも二人三脚も自分へのビデオレターでノエルさんがシュトルムさんは「元気か」と未来の自分に聞いたのもフラグだったのでしょうか
姫には既に婚約者がいたとか、撫子ちゃんはみんなとバラバラになって、リアルぼっちになっていたとか衝撃の事実が発覚
これからはみんなで撫子をはじけさせようで


結局クマは何者だったんだとか、まだ説明されていない謎があるんですが、これで本当に終わりなんですね
ひめはじけ1、2、3巻全て読んでみて、まだまだ続けられるお話なのに何故終っちゃったんだろうというのが正直な感想です
ここ2、3年に見たギャグ漫画の中ではピカイチに面白かったです
本誌では無理だろうから、WEBとか、別のサンデー誌で続編が出ないかなと期待します
こんな面白い漫画が打ち切られるなんて、漫画界はシビアなのですね・・・

クリスタルな 洋介先生の次回作大いに期待します

最後にひめはじけ、好きなキャラ
1位、撫子
やっぱり、撫子ちゃんのツンデレぶりはもう・・・
2位、ノエル
むちむち教に入信したい・・・
3位、姫
ウヒャッホイ

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